『IPHIGENIE イフィゲーニエ』

2014年10月公演

特別協力:大阪ドイツ文化センター
大阪ドイツ文化センター設立50周年記念
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大阪市助成公演
平成26年度(第69回)文化庁芸術祭参加公演
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タイトル 『IPHIGENIE イフィゲーニエ』

▼ ドラマトゥルギー担当 小野紗也香によるコラム公開中!

日時
2014年10月17日(金) 19:30
10月18日(土) 15:00 / 19:00
10月19日(日) 13:00 / 17:00

(上演は、ドイツ語字幕ナシです。ohne deutschen Untertitel)

場所 インディペンデントシアター2nd
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Ort:in→dependent theatre 2nd
料金 前売:3,000円
当日:3,300円
学生:1,500円(要・学生証提示)

  • 全席自由です。
  • 開演1時間前より整理券を発行、開場は開演の30分前です。
  • 小学生以下のお客様はご入場になれません。
  • 作品上演中のご入場は制限させていただく場合がございます。
  • 会場内での飲食喫煙・写真撮影は禁止です。
出演 アンディ岸本 / 林英世 / イシダトウショウ / 西田政彦(遊気舎) /
岬千鶴(ピンクのレオタード) / 上田泰三(MousePiece-ree) /
服部桃子 / 大森千裕
音楽・演奏:仙波宏文
Schauspieler:Andy Kishimoto / Hideyo Hayashi / Toshow Ishida /
Masahiko Nishida(Yukisya) / Chizuru Misaki(Pink Reotard) /
Taizo Ueda(MousePiece-ree) / Momoko Hattori / Chihiro Ohmori /
Komposition und Klavier:Hirofumi Semba
原作 ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
「タウリス島のイフィゲーニエ」より
Text:Johann Wolfgang von Goethe:”Iphigenie auf Tauris”
構成・演出 田中孝弥
Bearbeitung und Regie:Atsuya Tanaka
翻訳・監修 市川明
Übersetzung und Dramaturgie:Akira Ichikawa
ドラマトゥルギー 小野紗也香
舞台監督 K-Fluss
舞台美術 内山勉
照明プラン 岩村原太
照明オペ 吉田一弥
音響 とんかつ
衣装 植田昇明(kasane)
写真 (有)テス・大阪
ビデオ撮影 竹崎博人(Flat Box)
web 飯村登史佳
宣伝美術 (株)cursor(カーソル:岡田ゆうや)
協力 株式会社WAC / (有)ライターズカンパニー / イズム / ボズアトール /
永易健介 / 向沙知子 / 木内ひとみ / 嶋田邦雄 / 山下智子 / 森岡慶介 / 居原田晃司
制作 永朋
企画制作 清流劇場
大阪ドイツ文化センターよりご挨拶
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテが「世界市民」と呼ばれる由縁は、彼が旅を愛し、異国の未知の文化や言葉、植物などへのあくなき好奇心と探究心をもって自身の世界をひろげたことにあります。ゲーテが生きた18世紀後半のドイツは、領邦として細分されていたため、各国間の往来には君主の許可を得なければならず、決して容易ではありませんでした。そのような状況下でゲーテは旅を続け、イタリアに2年も逗留して、現地の人や文化に親しみます。そうして異文化理解の重要性を強く意識するようになったゲーテは、帰国後、外国語や外国文学の導入に注力し、自ら翻訳を手がけるなど、閉鎖されていた当時のドイツに異文化交流の礎を築きました。
ゲーテの名前を冠するドイツ文化センター(ゲーテ・インスティトゥート)は、彼のそのコスモポリタン精神を受け継ぎ、異文化交流を通じて生まれる世界との対話を活動の原点としています。
今年開設50周年を迎えた大阪ドイツ文化センターは、この節目の年に名祖であるゲーテに焦点を当て、様々な企画を通して彼の偉業を再発見し、紹介していきたいと考えています。
その第一弾企画として、今春、清流劇場とともに7週間にわたって「ゲーテをめぐるレクチャー&ブレーンストーミング」を開催し、ゲーテ、並びに「タウリス島のイフィゲーニエ」についての理解を深めました。そこで培われた知識やアイデアが本公演にも反映され、ひいては公演をご覧になられた方々にも多くの示唆を与えてくれることを期待しています。


ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
Johann Wolfgang von Goethe

1749年、フランクフルトの裕福な家庭に生まれる。教育熱心な父により、幼少から様々な家庭教師がつく。ライプツィヒとシュトラスブルクで法律を学ぶが、文学運動シュトゥルム・ウント・ドラングに参加。既婚女性への恋と葛藤を描いた書簡体小説『若きウェルテルの悩み』(1774)によって一躍文名を高める。ヴァイマール公国に呼ばれて公職に就くも、イタリア旅行や1794年以降のシラー(1759-1805)との交流によって、二人でドイツ古典主義を築く。『色彩論』(1810)など自然科学にも造詣が深く、幅広い分野で著作を残す。1832年、ヴァイマールで没す。


田中孝弥よりご挨拶
あの震災で、一体どれほどの命が犠牲となっただろうか。
あの原発事故で、一体どれほどの方が避難所暮らしを強いられているだろうか。
まだこんな身近にある「痛み」を、私たちはもう感じなくなっているのか。
……そんなはずはない。
しかし、日本は「戦争」へ前のめりになった。
戦争がふり撒く「痛み」は甚大であるにもかかわらず。
その「痛み」は人為的に産み出されるものであるにもかかわらず。
─────────── 非戦へ。
戦争や武力を否認し、それと異なる手段で問題を解決する。
道は閉ざされていないはずだ。
ゲーテの作品「タウリス島のイフィゲーニエ」には、自分を見つめ、他者の存在を認め、異文化への理解に努める「人間の美しさ」が描かれている。
イフィゲーニエという女性の放つ「非戦」という美しさは、現代社会で繰り返される「暴力の連鎖」を断ち切るための手掛かりになるはずだ。
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