2004/09/04 お買い物する。

晴れ
一人暮らしって大変なんよね。明日は日曜日なんで店は閉まってるから、朝からLIDLという安いスーパーに買い出し。この店もHelliさん(ボクのドイツのオカン)から教えて貰った。朝からたくさんの人が買い溜めに来ている。トマトや牛乳バナナにパン、ハムなんかを購入。何か分からんけど、野菜を買った。大体、調理した完成図が頭にイメージできない人が買い出しに行っても、悲しいだけよねぇ。生で食えるモノが購入の基準になってるのに帰って気づいた。
さ! 明日はサラダを自分で作るで。はず。初めての一人暮らし、コトバも分からんトコで、ボクはかなり無茶をやってる。演劇の勉強の前に、まず料理の勉強をせなアカン。
10時半に市川先生宅へ。そこから路面電車(Straßenbahn)に乗ってワルシャワ方面へ。die Spree(シュプレー川)のほとりに残っているベルリンの壁に触る。特別『ドイツに来たんやー』なんて感動もなかった。その辺にあるコンクリの壁と変わらへんし。問題は舞台の大道具や小道具と一緒で、シチュエーションや用い方で、劇的効果を生み出すわけ。でも、こういう観光スポットに来ると「地球の歩き方」を持った人が居る。市川センセはこれを「地球ちゃん」と名付けている。
die Spreeを渡って、旧西ベルリンのトルコ人街(Kreuzberg)、いわゆる貧民街を散策。で、地下鉄1号線(U1)に乗って、グリューネバルト(Grunewald)へ。いわゆるベルリンの高級住宅地だ。高級住宅地と貧民街が地下鉄1号線で繋がっている。センセはそれをボクに見せたかったのである。高級住宅地区にあるBruecke Museumという美術館にて、Karl Schmidt Rottlufという人の絵画展を拝見。も一つ何を理解すれば良いのか分からないので、分からないままにしておく。美術館の後はこれまた近所にあるJagdschloss Grunewaldでお城見物。湖の畔にある。当時貴族が狩りをしにきて泊まっていた、いえば別荘。貴族の肖像画が山と飾ってある。貴族の皆さんは綺麗な顔をして、整った感じ。清潔。だけど魅力的とはお世辞にも言えぬ。それは今日、旧東から初めて旧西へやって来て、微妙に顔が違って見えたのと同じかも知れない。勿論全てがそうだとは言わないが、ヘアスタイルや化粧の濃さ、アクセサリーなんかが東と西でちょっと違う感じ。何となく、資本主義が行き着く先はどこにあるんやろね、とちょっと考えたりするが、今はそんな難しいことはナシ。一杯一杯やからね、ボクは。とにかくココで食うて寝て生活することが先決。
話は戻って、このお城のそばに出てる屋台のソーセージとビールは、も、最高やね!
お城の眼前に広がる湖にはヌーディストのエリア(FKK)がある。残念ながら今回はおじいちゃんとおばあちゃんだけ。裸のおつきあいをされてはった。
芦屋のような高級住宅街を通って、今度はSバーンに乗って移動。次はDDRの壁崩壊時の写真展Andreas Schoelzel, Fotografieに行く。壁に左右された人々の悲しみと喜びがそこには痛いほど並んであるが、あんまし深く探る気になれなかった。まだこの地をよく知らないから、変な先入観や偏見で固めたくないのだ。
一旦帰宅して、スーツなんか着て、オペラを見に行く。コミシュオーパ(komische oper berlin)にて演目は「Wozzeck(ヴォツェック)」。よぉ寝た。いっこも面白くない。工夫が足らんのよね。ボクは面白くない芝居を見ると、鼻くそをほじるクセがあるというのに今日気付いた。
で、夕食はトルコ人の店で夕食。ビールが旨い。今日は10キロは歩いたね。でも今日も収穫大。フィールドワークの大事さを知った。今日も市川センセに感謝。

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