清流劇場・ギリシア劇勉強会2022
人間への眼差し、人間心理への飽くなき追求。
おおよそ2400年前の作品でありながら、色褪せることなく私たちを引きつけるギリシア劇。
時代の風雪に耐え、これまで残ってきた不朽の名作群を紐解きながら、《人間存在をどのようにとらえるか》・《いかにして自らが、より精神的豊かさを携えて、生きるか》をテーマに、ギリシア劇をもっと深く学んでみたいと思い、この勉強会を企画しました。
この勉強会も6年目を迎えました。今年はギリシア劇以外に、古代ギリシアの食文化についても触れていきます。オンラインでの受講もできますので、関西以外にお住まいの方も参加しやすくなっています。初めての方でも入りやすい講座です。どなた様もふるってご参加ください。<田中孝弥>
前5世紀後半はギリシア悲劇全盛期でした。当時のアテナイ市民にとって劇を見ることは日常生活の一部でした。劇場で精神的葛藤を体験する一方で、もちろん毎日彼らは肉魚ワインを飲んで食っていたわけです。ところが面白いことに、作品には登場人物が食事する場面が出てきません、観客は昼時に弁当を使っているのに。
ところで今回取り上げた作品にはアテナイを遠く離れた場所が多く登場します。わたしたちは諸方を旅しながら観光地巡りと洒落るわけです。ただし食べることも、どうぞお忘れなく、グルメの旅でもあるのですから。<丹下和彦>
◆ご案内◆
COVID-19感染予防対策の一環として、今年度のギリシア劇勉強会は全てオンラインのみでの実施となりました。
対面授業はありません。
(第10回11月15日(火)~第12回12月13日(火)のレクチャーもオンラインのみです)
タイトル | 『アクロポリスの丘の麓から 異郷回覧-まだふみもみず…』 |
概要 | 【講師】丹下和彦(大阪市立大学名誉教授・古代ギリシア文学者) 【レクチャーの概要】(全12回) ★は、古代ギリシアの食文化について学びます。 |
レクチャーの形態 | Zoomオンラインシステムでの開催のみに変更となりました。 本ページにて、随時開催状況に関する情報をお知らせしますので、ご確認ください。 一心寺 存牟堂(ぞんむどう)(ダウンロード用地図) 〒543-0062 大阪府大阪市天王寺区逢坂2-4-13 各線「天王寺駅」、地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」5番出口 地下鉄堺筋線「恵美須町駅」2番出口より、徒歩10分 |
料金 | 1回1,500円 オンラインによる受講をご希望の方は、チケット購入確認後、 勉強会前日までに<ZOOMのアドレス>をお送りします。 |
対象 | 演劇経験不問。ギリシア劇を学びたい方ならどなたでも歓迎いたします。 |
お申し込み方法 | 【クレジット決済/PayPayでの事前決済】 PassMarket:ギリシア劇勉強会2022~後半~よりご購入下さい。 〈購入/申込完了〉の自動返信メールをお送りします。 【銀行振込での事前決済】 |
お申込み締切日 | 各回実施の2日前 |
スタッフ | デッサン:政野裕果 企画・制作:一般社団法人清流劇場 協力:一心寺シアター倶楽 |
チラシ | PDF DOWNLOAD |
◆ご案内◆
COVID-19感染予防対策の一環として、
ギリシア劇勉強会2022の第1回4月5日(火)~第9回8月23日(火)のレクチャーは、
オンラインのみでの実施となります。(対面授業はありません)
■ 対面型会場への地図 ■
<一心寺 存牟堂>