2004/09/08 お誘いする。

晴れ。
朝10時からGRIPS THEATERにて、「Eins auf die Fresse(唇を一つに・多分、そういう意味やと思う)を観劇。いきなり下りないといけないと駅を間違えて遅刻。館長のVolker Ludwigさんは待っていてくれた。ごめんなさい。
今回は13歳以上向けの作品。6歳児向けの前回見た作品は、ハシゴを色々な用い方で芝居を見せていたが、今回はそういうのもない。自転車2台を多用しているが、もう一つ生活感を演出する道具に昇華出来ていない。ま、作品の出来はそこそこだが戯曲の出来が悪い。舞台の設定箇所を多く作り過ぎている。転換がとにかく多い。二人もしくは三人でのシーンが多いため、必然的に多くのシーンを設定し、物語を進めなければならない。だから上演時間も長くなる。コトバの用い方も問題だ。scheisse!(クソ!)という単語を多用しすぎている。子供向けの芝居だから、どうしてもこういうコトバを用いてしまうのだろうが、クソというコトバ以外に自分の感情を表現するコトバを獲得しなければならないんじゃないだろうか。一つの単語を無意識に多用するのは、その作家の感情表現の浅さを露呈する。というわけで大したこと無い芝居。だけど一応「良い芝居をありがとう」と、言って、預けていた日本からの荷物を引き取り、タクシーにて持って帰る。ま、作品については、そのうち俺が喋れるようになったら、批判したる。今は喋られへんからな、ニコニコして機嫌をとりつつ、皆様のおかげで生きさせていただく。
家に帰って昼食。インスタントラーメン「出前一丁」のベトナム版みたいなヤツを食べる。まずい。麺がのびすぎた。何なんや、電気コンロ使いにくいやんけ!
食後は散策がてら、明日行く予定の市民局の場所を確認しに行く。迷って地下鉄一駅分以上は歩いた。帰りに寄ったアジアショップで塩ラーメンに出会う。そのあとドイツ語学校Volkshochschuleに申し込みに行くが定員一杯なので断られる。失意を抱きつつ帰る。ボクはこれからどないしたらエエんやろ。ドイツ語が学べなかったら、何をするねん?
帰り寄った近所の酒屋の兄ちゃんに「今夜、一杯どう?」と、お誘いしたつもりだったが、その場でビールの栓をを開けて、一緒に呑んでくれた。しかも彼は、普段はアルコールを取らない人のようだったが、付き合ってくれた。通称Alex(アレックス)さん。本名はAlexander(アレキサンダー)。34歳。ボクに初めての友達が出来た。やったー! Alexに簡単なドイツ語を教えて貰いながら、酒を呑む。どうせドイツ語学校に行かれへんのやったら、こういう近所の人たちに個人教授をしてもらおうかな。旧東に住む人たちは失業率が高いというし、どうせお金を払うなら、そうした方が有効じゃないか。とか考える。
19時半に市川センセと待ち合わせ。
20時からDeutsches Theater(ドイツ劇場)にて演目「STAND BY」を観劇。ドイツで見る初めてのコメディ。男も女もスッポンポンになるシーンがあった。着ぐるみのシーン、観客いじり、下ネタ、白塗り、エエ加減なダンス、映像。おおよそ観客を笑わせる公式みたいなものは全てやってた。ちょっとは笑ったが、ま、その程度。まだ判断は早いがこうも面白くない芝居ばかり続くと、がっかりだ。関西の方がよっぽど進んでる。ま、勿論進んではらへん所もあるけど。
Deutsches Theaterでは、市川センセの紹介で嶋田三郎さん・トリノさん(女性)・イチカワさん(女性)の三人とお会いする。観劇の後、ボクとセンセを含めた五人でパブへ行く。楽しい夕食。肉が旨い。ジャガイモも旨かった。明日、市川センセが帰りはる。寂しくなるね。これからがホントの始まり。
今夜は寒い。4℃らしい。急速に秋に向かっている。風邪引かないようにしないと。

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