2004/09/01 大泣きする。

朝5時10分に住み慣れた尼崎の実家を後にする。オトンの運転で、オカンも関空まで付き添ってくれた。7時45分、南ウイングの出発口に向かう前、ワシは大泣きした。
『エエやないかい、出てくるんやから、しゃあないやないかい』と、若い子らがよぉさん居る前で大泣きしてやった。これから始まる新しい生活への不安がそうさせたわけではなくて、単にオトンとオカンとのしばしの別れに涙が止まらなかった。今までたくさんの人が送別会や壮行会をしてくれて、そんなことの思いの重なりがココに来て、一遍にあふれてしまった。別れはやはり苦手だ。
関西空港発・フランクフルト行きルフトハンザLH741便にて9:30出国。
エコノミーやねんから、狭いんはしゃあないのにボクの前のおっちゃんの態度は偉そう。
通常の精神状態やったら、この「前のおっちゃん」はドツかれてたはず。
しかしボクは今、『一人クライマックス状態』やからね、黙認。おっちゃんは命拾い。

フランクフルト空港は馬鹿でかい。さすが欧州の玄関口だけのことはある。歩いても歩いても乗り換えの場所、A36番の搭乗口に着かない。
さっきと同じルフトハンザ航空のL186便にて16:00、ベルリン・テーゲル空港へと出発。座席は最後部。日本人観光客の中高年夫婦二組に掴まり、どうでもエエ話をしてフライトの1時間を過ごす。
テーゲル空港をパスポートにスタンプも押されず、税関で足止めを食らうこともなく、まさに何にもなく通過。ひょっとしたら違う出口から出てもうたからかも知れんと、こっちが心配するぐらい何の引っ掛かりもなかった。
ベルリン到着! 時刻は17時35分。
不動産屋のおじちゃん、ルッツ・ストライヒャー氏に会う。せっかちでとても親切なおじちゃん。大家のステファニー・ロブさんは33歳のジャーナリストと聞いていたので、可愛かったらボクと恋に落ちるはずでした。
なんにも落ちず、なんにもなく、契約を済ますと二人は、ボクの旅の疲れを気遣い、早々に引き上げた。
親に無事到着の連絡を入れ、シャワーに入って、荷物整理。長い一日が終わった。
ベルリンの天気は晴れ。

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