清流劇場・ドイツ劇勉強会2020


1844年の夏、シュレージエン(旧ドイツ東部・現ポーランド領)のオイレンゲビルゲ山中の機織りたちが、紡績業の機械化に反抗し一揆を起こしました。この史実に基づいて書かれたハウプトマンの『織工たち』。ドイツの戯曲において、プロレタリア(賃金労働者・無産者)の生活の実状が初めて芸術的に造形された自然主義文学の作品であり、世界的にも優れた作品の一つと評価されています。「織工たち=善」・「経営者=悪」という善悪二元論で世界を解釈するのではなく、恩讐を越え、相互が和解し合う世界への憧れを描いた作品です。
清流劇場はこの作品を3月に上演する予定です。上演に先立ち、広く一般の方にも参加していただける勉強会を企画しました。どなた様もふるってご参加ください。

タイトル 恩讐を越えてーハウプトマン『織工たち』を読む
概要
第1回:2020年1月14日(火)19:00~21:30
『ハウプトマンの筆づかいに迫る──作品に見る豊かさと普遍性』
講師:丹下和彦(大阪市立大学名誉教授)
第2回:2020年1月16日(木)19:00~21:30
『織工たちが求めるもの──機械化、そしてAI化のなかで』
講師:柏木貴久子(関西大学教授)

※途中休憩あり

場所 一心寺 存牟堂(ぞんむどう)(ダウンロード用地図
〒543-0062 大阪府大阪市天王寺区逢坂2-4-13
各線「天王寺駅」、地下鉄谷町線「四天王寺前夕陽ヶ丘駅」5番出口
地下鉄堺筋線「恵美須町駅」2番出口より、徒歩10分
※お客様用駐車場はございません。お車でお越しの場合は近くのコインパーキングをご利用ください。
料金 1回1,200円
対象 演劇経験不問。ハウプトマン『織工たち』やドイツ演劇について、関心をお持ちの方ならどなたでも歓迎いたします。
お申し込み方法 参加希望の方は問合せフォームから、以下情報をご連絡ください。
①お名前 ②ご連絡先(電話番号・メールアドレス)
お申し込みされた方には確認のため、info@seiryu-theater.jp より返信させて頂きますので、事前にこちらのメールアドレスが受信できるように設定しておいてください。
お申込み締切日 各講座実施の前日
企画・制作 一般社団法人清流劇場
協力 一心寺シアター倶楽
チラシ PDF DOWNLOAD
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