『きなこぱんネエちゃんの恋』
2001年7月公演
扇町ミュージアムスクエア協力公演 / 大阪市助成公演

公演詳細
- タイトル
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『きなこぱんネエちゃんの恋』
- 日時
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2001年7月19日(木)19:30
7月20日(祝)15:00 / 19:00
7月21日(土)15:00 / 19:00
7月22日(日)14:00 / 17:00 - 場所
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扇町ミュージアムスクエア
- 出演
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はしぐちしん / 武資子 / 船戸香里 / 石本伎市郎 / 小畑香奈恵 / 森下浩充 /
三上剛(199Q太陽族) / 森崎正弘 / 菅本城支 / 川畑和佳子 / 金本健吾 /
岸本岳洋 / 谷川未佳 / 菱川裕子 / 奥村朋代 / 千代貴子 / 瀬川粋水 /
三輪圭介 / 竹之下亮 / 大野友起子 / 岩崎真代 - 作・演出
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田中孝弥
- 舞台監督
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永易健介
- 照明
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西岡奈美
- 音響
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金子進一
- 美術
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B.flow
- 宣伝美術
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天音比佐
- 写真
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金井勝
- ビデオ
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坂口高志
- 制作協力
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柳澤尚樹
- 協力
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山下りき / 鈴木俊啓 / 寺田夢酔 / 金哲義 / 足立寛和 / 湊和代 /
サヌカイトビル / 199Q太陽族 / 猫のお尻 / M.C.S. - タナカのささやき
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「すべれだい」とちゃう。「すべりだい」や。あほ。パーンチ!
「少年老いやすく学なりがたし。」いうてみい。
「わからん、もういっぺんいうて」あほ。キイーック!
小さい頃からいつもパンチとかキックとかしていじめていたので、
非常にさびしかった。
弟が北陸の大学に合格して、住み慣れた我が家を離れていった時のことだ。
もうずいぶん前のハナシである。
弟は現在、東京でサラリーマンをしている。
無断で公表するが、弟にはイチカワケイコさんという恋人がいるそうだ。
付き合ってまだ2、3ヶ月らしい。
ボクはまだ会ったことがない。
しかしボクは、弟にイチカワケイコ嬢のメールアドレスを聞きだした。そして、
「はよ、わかれたほうがええで」とメールを送った。
ITは遠距離からの弟イジメに役立つ。
たのしい。ボクはホント、弟と仲が良い。はずだ。
だって。だから、あの時、非常にさびしかったのだ。
一別れは今も苦手だ。
『きなこぱんネエちゃんの恋』はボクの書く初めての恋愛劇である。
七月の空、天の川でへだてられた二つの星を眺めながら、物語を紡いでみる。 - あらすじ
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潮風。うち寄せる波は穏やか。港。
数隻の船が停泊している。東から西へと防波堤が続く。
防波堤をはさんで海と反対側に小さな町工場。
戦中戦後はこの町も特需で活況を呈していたそうだ。
ここは繊維工場の町。
舞台は繊維工場の中にある『桜橋繊維青年クラブ』と看板を掲げた集会所。
近所のマンションの住民達がやってきた。
この町の地場産業である繊維産業に注目して、『古着のリサイクル』・『繊維リサイクル』を推進しようというのだ。
小さな繊維工場を営む牛塚と和子は、「桜橋の繊維工場はメーカーの下請け会社、 いわゆる工賃業者が多く、そんな新しい仕事に手を出せる余裕もない」と、説明す る。マンション住民達は「では地場産業のアピールに」と、新しい祭りを企画する。
織り姫と繊維産業を引っ掛けて、七夕の日に夏祭りをやろうというわけである。繊維(わた)を雪に見立て、夏の「雪まつり」なんてどうだろうかと、話は進む。
今回のオハナシは、七月の空、天の川でへだてられた二つの星にまつわる物語。繊維工場を営む牛塚と和子の二人にスポットをあてて物語を紡いでみようと思います。
清流劇場初の恋愛劇。おたのしみに。

