タイトル | 『虹と油』 | |||
日時 |
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場所 | 伊丹アイホール | |||
出演 | 山下りき / 赤城一浩 / 武資子 / 三宅大輔 / 嶋村和美 / 仙道直哉 / 高木健太 / F.Kamecien 他 |
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作 | 香中穹 | |||
演出 | 田中孝彌 | |||
舞台監督 | 伊藤一刀 | |||
照明 | 上山真輝 | |||
音響 | 稲山訓央 | |||
美術 | B.flow | |||
あらすじ |
空を見上げることもない うつむいて仕事するしかない 油ジミの中だけれど かすかに虹は見えた ◆姨捨伝説を題材に 幻想とロマンの香り漂う 家族のエレジイ◆ 工場街の中のクリーニング店。場所柄、油ジミの多い洗濯物を持ち込まれる事の多いこの店を、一人で営んでいる檜山晃生。晃生は黙々と洗濯物を洗い続けている。自分の過去を清算するかのように、汚れを懸命に取ろうとしている。山積みの洗濯物の向こうに見えるのは母が以前使っていた車椅子。晃生は交通事故で動けなくなった母を施設に預けていた。そんなある日、店に訪れた客(コダマ)好意により、晃生は家に招待される。晃生を迎えてくれたコダマの家族の風景に、晃生は次第に過去の自分の生活を重ね合わせてゆき、やがて幻想の中で母と再会することになる。 |