1999年4月公演
AI・HALL提携公演
07_nizitoabura

タイトル 『虹と油』
日時
1999年4月23日(金)19:30
4月24日(土)15:00 / 19:30
4月25日(日)15:00
場所 伊丹アイホール
出演 山下りき / 赤城一浩 / 武資子 / 三宅大輔 / 嶋村和美 / 仙道直哉 /
高木健太 / F.Kamecien 他
香中穹
演出 田中孝彌
舞台監督 伊藤一刀
照明 上山真輝
音響 稲山訓央
美術 B.flow
あらすじ 空を見上げることもない
うつむいて仕事するしかない
油ジミの中だけれど
かすかに虹は見えた
◆姨捨伝説を題材に 幻想とロマンの香り漂う 家族のエレジイ◆
工場街の中のクリーニング店。場所柄、油ジミの多い洗濯物を持ち込まれる事の多いこの店を、一人で営んでいる檜山晃生。晃生は黙々と洗濯物を洗い続けている。自分の過去を清算するかのように、汚れを懸命に取ろうとしている。山積みの洗濯物の向こうに見えるのは母が以前使っていた車椅子。晃生は交通事故で動けなくなった母を施設に預けていた。そんなある日、店に訪れた客(コダマ)好意により、晃生は家に招待される。晃生を迎えてくれたコダマの家族の風景に、晃生は次第に過去の自分の生活を重ね合わせてゆき、やがて幻想の中で母と再会することになる。
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