清流劇場・ギリシア劇勉強会2023
人間への眼差し、人間心理への飽くなき追求。
おおよそ2400年前の作品でありながら、色褪せることなく私たちを引きつけるギリシア劇。
時代の風雪に耐え、これまで残ってきた不朽の名作群を紐解きながら、《人間存在をどのようにとらえるか》・《いかにして自らが、より精神的豊かさを携えて、生きるか》をテーマに、ギリシア劇をもっと深く学んでみたいと思い、この勉強会を企画しました。
この勉強会も7年目を迎えました。今年はギリシア劇の他、もう少し時代を下って、古代ローマまで足を延ばしてみます。オンラインでの実施となりますので、関西以外にお住まいの方も参加しやすくなっています。初めての方でも入りやすい講座です。どなた様もふるってご参加ください。
しばらくギリシア悲劇の勉強を続けてきました。残存する33篇のうち、主要作品はほぼ読みました。今年は少し目先を変えて悲劇の作品論ではなく――それに近いものもありますが――「愛情」をテーマに、そのさまざまな現れ方を作品の中に見ていくことにしました。悲劇だけではありません。叙事詩、抒情詩、また小説の中に表現されている「愛」を読み取って行こうと思います。時代も少し広くなり、ローマ時代のものも、またそれ以後のものもあります。楽しみつつ勉強していきましょう。題目には作品名や対象人物の名前がありません。意図して省いています。どうぞ、諸兄妹、予想してみてください。
捨て舟の艫にまつわる花筏(朱呑子)
タイトル | 『アクロポリスの丘の麓から ギリシア悲劇の周辺─愛の万華鏡─』 |
概要 | 【講師】丹下和彦(大阪市立大学名誉教授・古代ギリシア文学者) 【レクチャーの概要】(全12回) ★この回は対面講座のみ実施。オンラインでの受講はできません。 |
レクチャーの形態 | オンライン講座(勉強会前日までに《Zoomのアドレス》をお送りします) |
料金 | 1回1,500円 |
対象 | 演劇経験不問。ギリシア劇を学びたい方ならどなたでも歓迎いたします。 |
お申し込み方法 | 【クレジット決済/PayPayでの事前決済】
上記該当回のURLよりご購入下さい。 【銀行振込での事前決済】 |
お申込み締切日 | 各回実施の2日前 |
スタッフ | デッサン:政野裕果 企画・制作:一般社団法人清流劇場 |
チラシ | PDF DOWNLOAD |